すべての従業員が参加!従業員同士のチームワークを向上させるための研修
年に数回の全社員を対象とした研修の機会を設定しよう
部署や職種、年齢などにかかわらず従業員同士のチームワークを向上させたい場合には、年に数回の全社員を対象とした研修の機会を設けることがとても大切です。また、研修中に講師の話を聞くばかりでなく、グループワークやケーススタディなど個々の従業員が積極的に参加できるテーマを取り入れることがポイントです。普段あまり顔を合わせることがない人が親睦を深めるには、費用や時間が掛かることがありますが、対人コミュニケーション研修の導入も検討すると良いでしょう。なお、様々なバックグラウンドを持つ従業員が集まって研修を受ける際は、テーマによって上手く進行しないこともあるため、早い時期から人事担当者や様々な部署の責任者が相談して計画を立てることが肝心です。

自社内で適任が見つからないときは社外講師に研修を任せてみよう
従業員間のチームワークを活性化させる目的で研修を行う際に、自社内で適任が見つからないときは速やかに社外講師の手配をすることが大事です。たとえば、アナウンサーや心理カウンセラー、キャリアアドバイザーなど人と接する機会が多い職種の経験が豊富な講師に研修を任せることで、効率良く一人ひとりのコミュニケーション能力を高めることができ、研修後に社内の雰囲気が良くなることもあります。最近では、チームワークに重点を置いた研修のメリットについて、様々な媒体で話題に上る機会が増えています。そこで、より効果的な研修を実施するために、人事担当者が率先して全国の優良企業が実施している研修の事情について詳しく調べてみるのも良いでしょう。